コア厚14mm vs 16mm|パワーとコントロールはどっちを選ぶ?コーチが解説
「パドルのスペックを見ると、14mmと16mmって書いてある。たった2mmの違いで、何が変わるの?」——僕がよく聞かれる質問です。でもこの2mm、打感もプレースタイルもガラッと変える、意外と大きな違いなんです。
よしコーチです。テニス歴15年、2026年にピックルボールに出会い、国内外100本以上を試打してきました。コア厚はパドル選びの中でも、特に「打感」を左右する要素。この記事では、主流の14mmと16mmを比べながら、どちらを選べばいいかをはっきりさせます。
コア厚とは?パドルの「芯の厚み」
コア厚は、パドル内部のハニカム(蜂の巣)構造やフォームでできた芯の厚みのこと。現在の主流は14mm前後と16mm前後の2つです(メーカーによって13mmや15.2mmなどの中間もあります)。
ざっくり言うと——
- 薄い(14mm)= 弾きが強くてパワー寄り
- 厚い(16mm)= 球を包み込んでコントロール寄り
この一行が、コア厚選びの9割です。なぜそうなるのかを見ていきましょう。
14mmコア|パワーとスピードの武器
コアが薄いと、ボールが面に当たったときの反発(弾き)が強くなり、球離れが速くなる傾向があります。
- メリット:球が速く飛ぶ・攻撃的な展開に強い・スピードアップやドライブで威力を出しやすい
- デメリット:打感がやや硬め・球離れが速い分コントロールに技術が要る・ミスがそのまま出やすい
速い展開で押し切りたい、攻撃的なプレーをしたい中上級者に向いています。
💡 よしコーチのポイント 14mmは「球を弾いて飛ばす」感覚。気持ちよく飛ぶ反面、キッチン際のやわらかいタッチは少しシビアになりやすいです。攻めの武器が欲しくなった中級者以降の「2本目」として選ぶ人が多い印象です。
16mmコア|コントロールと安定の安心感
コアが厚いと、ボールが面に乗っている時間が長くなり、打球が安定しやすくなります。
- メリット:打感がやわらかい・球を狙った場所に置きやすい・ディンクやドロップが安定・芯を外したときの暴れが少ない(許容性が高い)
- デメリット:弾きが弱い分、自分でしっかり振らないとパワーが出にくい
ネット際の繊細なプレーや、ミスを減らして長くラリーをしたいプレーヤーに向いています。
💡 よしコーチのポイント 初心者・中級者には、まず16mmをおすすめしています。理由はシンプルで、コントロールしやすく、キッチン際のディンク戦が安定するから。ピックルボールは「強く打つ」より「正確に置く」ゲーム。まず16mmで技術の土台を作るのが上達の近道です。
14mm vs 16mm 比較表
| 項目 | 14mm(薄め) | 16mm(厚め) |
|---|---|---|
| 打感 | 硬め・弾く | やわらかい・乗る |
| パワー | ◎ | ◯ |
| コントロール | ◯ | ◎ |
| 球離れ | 速い | ゆっくり |
| 許容性(ミスへの強さ) | △ | ◎ |
| おすすめレベル | 中上級・攻撃型 | 初心者〜中級・安定重視 |
「どちらが優れている」ではなく、何を優先するかで選びます。パワーが欲しいなら14mm、コントロールと安定が欲しいなら16mm。これが基本です。
コア素材によっても変わる
同じコア厚でも、コアの素材で打感は変わります。最近は従来のポリマーハニカムに加えて、航空宇宙グレードのフォームコアを使った高反発モデルも登場しています。フォームコアは薄くてもパワーが出やすく、ソリッドな打感が特徴です。
コア素材の違いはフォームコアとは?で詳しく解説しています。面素材(カーボン/グラスファイバー)の違いとあわせて理解すると、スペック表がぐっと読めるようになります(カーボン vs グラスファイバー・Raw Carbonとは?)。
結局どっちを選ぶ?レベル別の指針
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 完全初心者 | 16mm(扱いやすさ最優先) |
| 中級・コントロール重視 | 16mm |
| 中級・攻撃を覚えたい | 14mm or 16mm(好みで) |
| 上級・パワー重視 | 14mm |
| テニス経験者 | まず16mmで感覚を作り、慣れたら14mmも試す |
迷ったら16mmから。コントロールしやすく失敗が少ないので、最初の1本に最適です。パワーが物足りなくなってきたら、2本目で14mmに挑戦——この順番が王道です。
まとめ
- コア厚は14mm=パワー・スピード、16mm=コントロール・安定が基本
- 初心者・中級者は16mmが扱いやすい(ディンクやドロップが安定)
- 攻撃的な中上級者は14mmでスピードを活かす
- コア「素材」(ポリマー/フォーム)でも打感は変わる
- 迷ったら16mmから入り、好みが出てきたら14mmへ
たった2mmですが、プレーの印象は大きく変わります。「自分のスタイルにはどっち?」と迷ったら、LINEで気軽に相談してくださいね。試打のご相談も承っています。
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References
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