UPA-A (Pro Tour) Rules
UPA-A ルール解説(プロツアー:PPA/MLP)
2026年に新設された UPA-A のルールは、プロツアー(PPA Tour・MLP)の試合を統括します。USA Pickleball(USAP)とは独立したルール体系です。ここでは「USAPとの違い」を中心に、日本のプレーヤーが知っておくべき要点を解説します。
※当店(ピックルボール・ラボ)による非公式の解説です(2026年6月時点)。一般・国内プレーは USAP編 が標準。プロツアーを目指す方向けの内容です。最新は公式(upaa.unitedpickleball.com)でご確認ください。
最終更新:2026年6月9日
1. UPA-Aとは
UPA-A(United Pickleball Association of America)は、プロツアー PPA Tour と MLP(Major League Pickleball) を運営する UPA グループの組織です。元々はパドルの認定(用具テスト)を担っていましたが、2026年に 独立した「ルールブック」 を新設し、プロツアーの試合運営ルールまでカバーするようになりました(主な施行:2026年5月22日)。
- 統括対象:PPA Tour/MLP のプロ試合
- USA Pickleball の公式ルールブックとは別物(独立)
- 「これはプロの競技に関するもの」と UPA-A 自身も位置づけ
2. USAPとの主な違い
ゲームの基本(コート・キッチン・ツーバウンド等)は共通ですが、プロ運営に最適化した違いがあります。代表的なもの:
- スコアリング:プロツアーではラリースコアリングが用いられる場面が多い(USAPは2026も暫定扱い)。どちらの側もラリーに勝てば得点する形式が中心
- ボールに息を吹きかけたり、手やパドルで風を送って軌道を変える行為の禁止:USAPでは合法だが、UPA-Aは禁止
- チャレンジ(判定リクエスト)制度:プロ向けに、各チームが1ゲーム1回の無料チャレンジを持つ(失敗時はペナルティ)
UPA-A が USA Pickleball ルールブックから独立した新しいルールブックを作成し、PPA Tour・MLP を統括(2026年5月22日 主な施行)。
出典: The Kitchen — UPA-A releases new rulebook (PPA/MLP)
3. 用具認定の違い(USAP vs UPA-A)
UPA-Aのパドル認定はUSAPより厳格と言われます。新品だけでなく「使い込んだ後」までテストするのが特徴です。
- ブレークイン(ABI)試験:使用後にパワー/スピンが増えないかまで検査
- スピン上限:どの角度でも一定値(約2,200rpm)を超えないこと
- 業界では「USAP認定に合格したパドルの4割超がUPA-A認定では不合格」とも言われるほど基準が厳しい
▶ 2つの認定の徹底比較は USAP認定とUPA-A認定の違い へ。
4. 関係するのは誰?
- PPA Tour/MLP に出場するプロ・プロ志向の方 → UPA-A のルール・認定が必要
- 日本の一般プレーヤー・国内大会・レク → USAP が標準。UPA-Aを気にする必要はほぼありません
💡 よしコーチのポイント:「一番厳しいUPA-Aを選べば安心では?」と思いがちですが、UPA-A対応モデルは選択肢が限られ設計もプロ仕様。一般の方はUSAP基準で、自分に合う1本を選ぶ方が上達も満足度も高いです。