Paddle Selection Guide

自分に合ったパドル
選ぼう。

パドル選びに「正解」はありません。でも、自分のプレースタイルに合った基準は必ずあります。コア厚・フェイス素材・重さ・形状・コア素材の5要素を理解すれば、選択肢がぐっと絞られます。

Priority Guide

5つのファクター、
どれから決める?

パドル選びで最も迷うのは「何を優先すべきか」です。下表の順に決めていくと、自分に合った1本に最短でたどり着けます。

1
コア厚
パワー vs コントロールの方向性を最も大きく決める。16mmと13mmでは打感が別物。ここが合わないと他を調整しても違和感が残る。
2
フェイス素材
スピン量・打球感・耐久性に直結。Raw Carbon系とグラスファイバーでは回転量が体感で明らかに違う。コア厚と合わせてパドルの「性格」がほぼ決まる。
3
形状
スイートスポットの広さとリーチのトレードオフ。プレースタイル(攻撃型 vs 安定型)との相性が大きく、プレー中の安心感に直結する。
4
重さ
操作性・疲労度・パワーに影響するが、リードテープで後から微調整できるため、初期選択の決定度はやや下がる。
5
コア素材
現状ポリマーハニカムが市場の9割以上を占める。フォームコアやノメックスは特定ニーズ向け。大半のプレーヤーはデフォルトのポリマーで問題ない。
Factor 01

コア厚

パドルの厚みは、打球のフィーリングを最も大きく左右する要素です。薄いほどパワー寄り、厚いほどコントロール寄りになります。

コア厚とは、パドルのフェイス(打球面)からバック面までの厚みのことです。現在の主流は 11mm〜16mm+ の範囲で展開されています。

薄いコアはボールをはじく力が強く、ドライブやスマッシュで威力が出やすい反面、繊細なドロップショットやソフトタッチが難しくなります。

厚いコアはボールをパドル面に長く接触させ、コントロール性能とソフトな打球感を生み出します。競技者がキッチン周辺のゲームを重視するほど、厚みを選ぶ傾向があります。

初心者へのアドバイス
最初の1本なら 14〜16mm の厚めコアがおすすめ。コントロールしやすく、ミスが減って上達が早くなります。
薄型コア
目安: 11〜13mm
ボールをパンと弾く反発力が高く、攻撃的なショットが出やすい。打球感が鋭くハードヒッター向け。
パワー
85
コントロール
42
ソフトタッチ
32
ミッドコア(バランス型)
目安: 14〜15mm
パワーとコントロールのバランスが良く、幅広いプレースタイルに対応。入門から中級者まで使いやすい。
パワー
65
コントロール
70
ソフトタッチ
60
厚型コア(コントロール型)
おすすめ
目安: 16mm〜
打球のブレが少なく、ドロップやディンクが安定する。競技者・コントロール重視の方に選ばれる。
パワー
44
コントロール
92
ソフトタッチ
88
Factor 02

フェイス素材

打球面の素材はスピンのかかりやすさ・打球感のフィードバック・全体的な「硬さ」に影響します。主にファイバーグラスとカーボンの2系統があります。

ファイバーグラス(グラスファイバー)は柔らかく弾力のある素材で、ボールを押し出すようなパワーが出やすいのが特徴です。打球感はソフトで扱いやすく、コスト的にも手頃なモデルが多い傾向にあります。

カーボン素材(T700・テクスチャードカーボン等)は硬く、表面の凹凸によってボールに回転をかけやすい設計が多くなっています。プロ選手の多くがカーボンを選ぶのは、細かいボールコントロールとスピン性能が理由です。

どちらが優れているわけではなく、プレースタイルと予算に応じて選択します。

スピンを重視するなら
テクスチャードカーボン(Raw Carbon等)はボール表面をグリップしやすく、スライスやトップスピンを多用する方に向いています。
ファイバーグラス
別名: グラスファイバー・FRP
柔らかな弾力でボールを飛ばしやすい。初心者・パワー重視・打球感のやさしさを求める方向け。
パワー
78
スピン
40
フィードバック
48
テクスチャードカーボン
プロ定番
別名: Raw Carbon・T700 Carbon
表面の凹凸がボールをしっかりグリップ。スピンをかけやすく、コントロール性能が高い。中〜上級者に人気。
パワー
56
スピン
88
フィードバック
82
ハイブリッド(カーボン×グラス)
メーカーにより構成が異なる
2素材の特性を組み合わせ。飛びとスピンのバランスを取りたい方に。複数の感触を持つモデルがある。
パワー
68
スピン
62
フィードバック
64
Factor 03

形状

パドルのシルエットはスイートスポットの大きさとリーチに影響します。形状の違いを理解すれば、自分のプレースタイルに合った選択ができます。

スタンダード
Standard Shape
バランスの取れたオーソドックスな形状。縦横比が均等に近く、コートのどのポジションでも使いやすい。はじめての1本として最も無難な選択。
強み
  • スイートスポットが広い
  • オールラウンドに使える
  • 最初の1本に最適
弱み
  • リーチがやや短め
  • スピン特化ではない
競技者定番
イーロンゲイティド
Elongated Shape
縦に細長い形状。アームリーチが延び、トップスピンをかけやすい。スイートスポットはやや小さめで、上達してから真価を発揮するタイプ。
強み
  • リーチが長い
  • スピン回転量が増える
  • 競技者に圧倒的人気
弱み
  • スイートスポットが小さい
  • 慣れが必要
ワイドボディ
Widebody Shape
横幅が広く、大きなスイートスポットが特徴。芯を外してもある程度カバーできるため、ミスが減りやすく安心感がある。
強み
  • スイートスポット最大
  • 打点がブレにくい
  • 初心者の安心感◎
弱み
  • リーチが最も短い
  • 風の影響を受けやすい
ハイブリッド
Hybrid / Rounded Elongated
イーロンゲイティドの長さにスタンダードの肩幅を加えたような形状。中上級者のバランス重視派に人気が高まっている新カテゴリ。
強み
  • リーチとスイートスポットの中間
  • 移行しやすい設計
弱み
  • 特化型より強みが薄い
  • モデル数がまだ少ない
その他(特殊形状)
Specialty Shapes
従来の4カテゴリに収まらない個性的な形状。代表例はSTIGAのサイバーシェイプ(多角形フェイス)や、スロート部をカットして空気抵抗を減らすオープンスロート設計。各メーカーが空力特性やスイートスポット配置を独自に追求した実験的なモデルが増えつつあります。
強み
  • 独自の空力・バランス特性
  • 特定の弱点を補う設計思想
  • 振り抜き改善(オープンスロート)
弱み
  • モデル数が非常に限られる
  • 好みが大きく分かれる
  • USA Pickleball規格の確認が必要な場合も
Factor 04

重さ

パドルの重さは腕への負担と打球のパワーに直結します。特に長時間のプレーや肘・肩に不安がある方は重要な選択基準です。

パドルの重量は主に 7.0oz〜8.5oz(約198g〜240g)の範囲に収まります。一般的に軽いパドルは取り回しやすく、重いパドルはパワーショットが出やすい傾向があります。

テニスラケットに比べると全体的に軽い設計ですが、ピックルボールのラリーは素早いボレー交換が多いため、腕への疲労蓄積を見落としがちです。特にテニスから転向した方は軽さに驚くはずです。

肘・手首に慢性的な痛みがある方(テニス肘等)は、より軽い7.5oz以下のモデルを試してみてください。

重さよりバランスポイントを意識して
パドルが重く感じる場合、グリップテープの巻き増しで手へのフィット感が改善されることがあります。重さと同様に重心位置(ヘッドヘビー/ヘッドライト)も打球感に影響します。
ライト
女性・シニア向き
〜7.4oz(〜210g)
素早いスイングと取り回しに優れる。肘・肩への負担が少なく、長時間プレーに向く。パワーはやや控えめ。
パワー
44
操作性
92
腕への優しさ
88
ミドル(バランス)
最も選ばれる
7.5〜8.2oz(212〜232g)
ほとんどのプレーヤーに対応する重量帯。適度なパワーと操作性を兼ね備え、競技レベルを問わず人気。
パワー
65
操作性
65
腕への優しさ
60
ヘビー
8.3oz〜(235g〜)
強打でのパワー・安定感が最大。ただし取り回しが重く、長時間使用で腕への負担が増す。パワーヒッター向き。
パワー
90
操作性
36
腕への優しさ
30
Factor 05

コア素材

パドル内部のハニカム構造に使われる素材は、打球の振動・音・フィーリング全体を左右します。現在の主流はポリマーハニカムですが、各素材の特性を知ることで自分に合った選択ができます。

パドルの内部は蜂の巣状(ハニカム)構造が一般的です。このハニカムに使われる素材によって、ボールが当たった際の振動の吸収・音・打球感のソフトさが大きく変わります。

ポリマーハニカムは現在最も広く使われている素材で、ソフトな打球感と優れた振動吸収性能が特徴です。静粛性も高く、室内コートでのプレーにも向いています。コントロール重視のプロ選手から初心者まで幅広く採用されています。

フォームコアはより柔らかい独自素材で、最大限の振動吸収と独特のソフトタッチが得られます。一部のハイエンドモデル(Engage ProFoam等)で採用されており、関節への負担を極限まで減らしたい方に向いています。

テニス肘・関節痛がある方へ
コア素材の硬さは振動の伝わり方に直結します。ポリマーまたはフォームコアの厚めパドルを選ぶことで、衝撃吸収効果が高まり長時間プレーの快適性が向上します。
ポリマーハニカム
現在の主流
別名: ポリプロピレンハニカム・Poly Core
軽量で振動吸収性に優れ、柔らかな打球感が特徴。現在のプロ仕様パドルの大多数が採用する標準コア素材。
コントロール感
85
振動吸収
80
パワー伝達
55
フォームコア
別名: ProFoam・Foam Core
最も柔らかく振動吸収が最大。関節への負担を最小化し、独特のソフトな打球感が得られる。一部の高級モデルで採用。
コントロール感
90
振動吸収
96
パワー伝達
38
ノメックス / アルミハニカム
別名: Nomex Core・Aluminum Core
硬質素材でパワー伝達が高いが、打球音が大きく振動も強め。旧世代の競技向けパドルに多く見られた素材。
コントロール感
40
振動吸収
25
パワー伝達
90
ポリマーハニカム
フォームコア
ノメックス / アルミ
普及度
現在の主流推奨
高級モデル限定
旧世代・減少傾向
打球音
静か
最も静か
大きい(パン!)
打球感
ソフト〜ミディアム
最もソフト
硬い・シャープ
関節負担
低い
最も低い
高い
おすすめ対象
全レベル
シニア・慢性痛持ち
パワーヒッター限定
Player Matching

プレースタイル別
おすすめスペック

4タイプのプレーヤー像から、自分に近いものを選んでみてください。完全に一致しなくても、スペック選びの参考になります。

Type 01
ピックルボール
はじめて
コア厚
14〜16mm(ミッド〜厚め)
フェイス素材
ファイバーグラス
重さ
7.5〜8.0oz
形状
スタンダード / ワイドボディ
コア素材
ポリマーハニカム
まずはミスを減らすことが上達の近道。コントロールしやすいスペックを選びましょう。
Type 02
テニス・バドミントン
経験者
コア厚
14〜16mm(ミッド)
フェイス素材
テクスチャードカーボン
重さ
7.5〜8.2oz
形状
スタンダード / イーロンゲイティド
コア素材
ポリマーハニカム
テニスとの最大の違いはキッチンのゲーム。スピンは生かしつつ、コントロールに慣れることがポイント。
Type 03
競技志向・
トーナメント参加
コア厚
16mm〜(厚め・コントロール)
フェイス素材
Raw Carbon / T700
重さ
7.3〜7.8oz(軽め・素早く)
形状
イーロンゲイティド / ハイブリッド
コア素材
ポリマーハニカム
サードショットドロップとディンクの精度が勝負を分ける。軽量カーボンで素早い反応を。
Type 04
シニア・女性・
長時間楽しみたい
コア厚
16mm〜(振動吸収)
フェイス素材
ファイバーグラス
重さ
〜7.4oz(ライト優先)
形状
スタンダード / ワイドボディ
コア素材
フォームコア(推奨)
腕への負担軽減が最優先。振動吸収と軽量化を組み合わせることで、長く楽しめます。
よしコーチ推薦

プレーヤータイプ別
おすすめモデル

当店で取り扱う Engage Pickleball(日本唯一正規代理店)・Six Zero(正規代理店)の中から、プレースタイル別にセレクトしました。

Recommendation 01
コントロール重視派
ディンク・ドロップを磨きたい中〜上級者向け。キッチン周辺のゲームを制したいなら。
コア16mm〜Raw Carbon7.5〜7.8ozイーロンゲイティドポリマーコア
スペック目安(代表モデル例)
代表モデルEngage Pursuit Pro EX
① コア厚16mm
② フェイス素材Raw Carbon
③ 形状イーロンゲイティド
④ 重量7.6oz (215g)
⑤ コア素材ポリマーハニカム
EngageのProCoreテクノロジーで業界トップクラスのコントロール性能。日本正規代理店として在庫を常時確保しています。
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Recommendation 02
パワー・攻撃型
ドライブ・スマッシュで得点を取りたい方。テニス経験者でパワーショットを生かしたい方向け。
コア13〜14mmカーボン7.8〜8.2ozスタンダードポリマーコア
スペック目安(代表モデル例)
代表モデルSix Zero Double Black Diamond
① コア厚14mm
② フェイス素材カーボン
③ 形状スタンダード
④ 重量8.0oz (227g)
⑤ コア素材ポリマーハニカム
Six Zeroの攻撃的フラグシップ。パワーとスピンを両立するカーボン素材で、アグレッシブなプレーを求めるなら。
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Recommendation 03
関節ケア重視派
テニス肘・肩の痛みが気になる方、長時間プレーで関節への負担を最小化したい方向け。
コア16mm〜ファイバーグラス〜7.4ozスタンダードフォームコア
スペック目安(代表モデル例)
代表モデルEngage Encore Pro
① コア厚16mm
② フェイス素材ファイバーグラス
③ 形状スタンダード
④ 重量7.4oz (210g)
⑤ コア素材フォームコア
Engageのフォームコアテクノロジーが衝撃を最大限吸収。長時間プレーでも腕・肘への負担を抑えて楽しめます。
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スペックだけでは分からない「自分の感覚」に合うパドルは、話してみることで絞り込めます。よしコーチが使用感・プレースタイル・予算をヒアリングして個別にご提案します。
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Next Step

選び方は分かった。
さあ、パドルを探そう。

Pickleball Labでは、Engage Pickleball(日本正規代理店)と Six Zero(正規代理店)のパドルを常時在庫しています。スペックで迷う場合はLINEで気軽にご相談ください。

LINEは営業時間内(平日 10:00〜18:00)に平均1〜2時間以内で返答します