ピックルボールの怪我予防|よくある故障とウォームアップをコーチが解説
「楽しくてつい夢中になって、翌日あちこち痛い……」——ピックルボールあるあるですよね。でも、ちょっとした準備で防げる怪我はたくさんあります。
よしコーチです。テニス歴15年、2026年にピックルボールに出会いました。テニスコーチとして、怪我で大好きなスポーツを離れてしまう人を何人も見てきました。ピックルボールを長く楽しむうえで、僕がいちばん大切だと思うのが体のケアです。この記事では、多い故障とその予防法をまとめてみます。
※この記事は一般的な予防の知識をまとめたものです。痛みや不調がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
ピックルボールで多い故障
急な切り返し・踏み込み・繰り返しのスイングが多いので、こんな部位を痛めやすいです。

- アキレス腱:急な踏み込み・ダッシュで切れる/痛める。中高年に多い
- 膝:切り返し・急停止での負担
- 足首:横の動きでの捻挫
- 肘(テニス肘・ピックルボール肘):繰り返しのスイング、合わないグリップ
- 腰・肩:オーバーヘッドや前傾姿勢の繰り返し
どれも「準備不足」と「無理のしすぎ」が引き金になりがちです。逆に言えば、ちょっとした心がけで防げる怪我が多い、とも言えると思います。
💡 よしコーチのポイント 個人的にいちばん気をつけてほしいのがアキレス腱です。普段あまり運動していない方が、いきなり全力でダッシュすると、思わぬところで痛めてしまうことがあります。「まだいける」と思っても、最初の数回は8割くらいの力で、体を慣らしながら始めるのがおすすめです。
プレー前の動的ウォームアップ
プレー前は、体を動かしながら温める「動的ウォームアップ」が効果的です。じっと伸ばす静的ストレッチより、動きの中で関節と筋肉を起こします。
- 軽いジョグ・その場足踏み(2〜3分)で体温を上げる
- 足首回し・膝の屈伸(関節を起こす)
- レッグスイング(前後・左右に脚を振る)
- 肩回し・腕回し(スイングに備える)
- サイドステップ・小さなダッシュ(実際の動きに近づける)
合計5〜10分でOK。これだけでも、アキレス腱や肉離れのリスクはかなり減らせると思います。フットワークの正しい動きはフットワークも参考にしてみてください。
プレー後のクールダウン
運動後は、ゆっくり伸ばす静的ストレッチで疲労を残さないようにします。
- ふくらはぎ・アキレス腱
- 太もも前後(大腿四頭筋・ハムストリング)
- 肩・腕・手首
- 腰・体側
各部位を20〜30秒、痛くない範囲でじんわり伸ばします。翌日の張りや痛みが軽くなり、継続しやすくなります。
道具で防げる怪我もある
実は、道具選びも怪我予防の大事な要素です。
- シューズ:ランニングシューズは横の動きで足首を捻りやすいと言われます。コートシューズで足元を安定させると安心です(シューズの選び方)
- グリップ:細すぎるグリップは握り込みすぎて、肘を痛める一因になりがちです。自分に合うサイズを選びましょう(グリップサイズの選び方)
- パドル重量:重すぎるパドルは肘・肩の負担になりやすいので、無理のない重さがおすすめです
「最近肘が痛いな」という方は、フォームを見直す前に、まず道具を見直してみると楽になることもあります。
無理をしないという最大の予防
技術や道具以前に、いちばんの予防は「無理をしないこと」だと思っています。
- 体調が悪い日は休む
- 連戦で疲れたら切り上げる
- 痛みがあるときは続けない
長く楽しむためには、「今日は引く勇気」も大切ですよね。とくに50代以降の方は50代から始めるピックルボールも読んでみてください。
まとめ
- 多い故障はアキレス腱・膝・足首・肘・腰肩。その多くは予防できると思います
- プレー前は動的ウォームアップ(5〜10分)、後は静的ストレッチ
- シューズ・グリップ・パドル重量など、道具で防げる怪我もある
- 最大の予防は「無理をしない」こと
体を大切にすれば、ピックルボールは一生楽しめるスポーツです。健康効果についてはピックルボールの健康効果もどうぞ。道具のことで気になる点があれば、LINEで気軽に相談してくださいね。
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References
ブログを読んでも「自分にはどれが合う?」と迷うことはよくあります。よしコーチが直接お答えします。