グリップサイズの選び方とオーバーグリップの巻き方|コーチが図解で解説
「パドルのスペックは気にするのに、グリップの太さは気にしたことがなかった」——実はこれ、上達と怪我予防の両方を左右する、すごく大事なポイントなんです。
よしコーチです。僕はテニス歴15年、2026年にピックルボールに出会いました。テニスをはじめラケット競技ではグリップサイズが死活問題で、合っていないと手首や肘をすぐ痛めます。ピックルボールもまったく同じなんです。この記事では、あなたに合うグリップサイズの選び方から、オーバーグリップでの微調整・巻き方まで、僕が普段コーチングで伝えていることをまとめます。
グリップサイズが合わないとどうなる?
握りの太さが手に合っていないと、こんな不具合が起きます。
- 太すぎる:しっかり握れず、強い打球で面がブレる。指が回らず操作性が落ちる
- 細すぎる:握り込もうとして余計な力が入り、手首や肘を痛めやすい(テニス肘の原因にも)
つまり、グリップサイズは「パフォーマンス」と「ケガ予防」の両方に直結します。スペック表では地味な項目ですが、軽視できません。
💡 よしコーチのポイント 肘や手首の痛みを訴える方の原因が、実は「グリップが細すぎて力みすぎていた」だったケースは本当に多いです。パドルを買い替える前に、まずグリップを見直すと一気に楽になることがあります。
自分に合うグリップサイズの測り方
ピックルボールのグリップサイズ(グリップ周長)は、おおよそ 4〜4 1/2インチ(約10.2〜11.4cm) の範囲。多くのパドルは4 1/4インチ前後の細めで作られています。なお、USAP規格はパドル全体の寸法を定めますが、グリップの太さ自体は規制しておらず、ここで紹介するのは各メーカー・専門店が推奨する一般的な目安です。測り方は2つあります。

- 定規で測る方法:手を開き、薬指の先端から、手のひらの中央のしわまでの長さ(インチ)を測る。その数値が目安のグリップ周長
- 指1本テスト(握り心地の最終チェック):パドルを握り、利き手と反対の人差し指を、握った指と手のひらの間に差し込む。指1本がちょうど入るくらいが目安。隙間がなければ細すぎ、指がスカスカなら太すぎです。定規で出したサイズを、最後にこの感覚で確かめると確実です
では、サイズに迷ったらどうすればいいか。結論はとてもシンプルです。
迷ったら「細め」を選ぶのが鉄則
理由は調整のしやすさです。
- 細いグリップ → オーバーグリップを巻いて太くできる
- 太いグリップ → 細くするのは困難(削るしかない)
つまり、細め寄りを買っておけば、あとからいくらでも太く微調整できる。これがグリップ選びの鉄則です。手が大きい・しっかり握りたい人は標準〜やや太めでもOKですが、迷うなら細めが安全です。
オーバーグリップで微調整する
オーバーグリップは、元のグリップの上から巻く薄いテープ。太さの微調整・汗対策・消耗品としての交換ができる便利アイテムです。
- 1本巻くと、グリップ周長が約1/16インチ(約1.5mm)太くなる。2本巻けば約1/8インチ=ほぼ1サイズ分太くできる
- 汗で滑るのを防ぎ、握りが安定する
- 消耗したら巻き替えるだけ。パドル本体を長持ちさせる
種類は大きく2つ。ウェット系(しっとり手に吸い付くタイプ)とドライ系(さらさらした握り心地のタイプ)があります。手汗が多い人はウェット系、乾いた握り心地が好きな人はドライ系、と好みで選んでOKです。
オーバーグリップの巻き方(基本5ステップ)

- グリップエンド(パドルの一番下)から巻き始める。テープの細い端を斜めに当てる
- 少しずつ上に向かって巻く。テープ幅の1/4〜1/3を重ねながら、シワが出ないよう軽く引っ張る
- 均一なテンションで最後まで巻き上げる
- 巻き終わりは、付属のフィニッシュテープ(止めシール)で固定する
- はみ出た余りはカットして完成
右利きの人は反時計回り、左利きは時計回りが基本ですが、神経質になりすぎなくて大丈夫。シワなく・均一に巻ければOKです。
💡 よしコーチのポイント 最初は誰でも歪みます(笑)。でも数回巻けばコツがつかめます。きつく引っ張りすぎるとデコボコになるので、「軽くテンションをかけながら、重ねていく」感覚で。汗をかく季節は2〜4週間に1回の巻き替えが目安です。
まとめ
- グリップサイズは上達と怪我予防の両方に直結する見落としポイント
- 測り方は「薬指〜手のひらのしわ」か「指1本テスト」
- 迷ったら細めを選ぶ(オーバーグリップで太くできるが、細くはできない)
- オーバーグリップで太さ・汗対策・消耗対策を微調整
- 巻き方は下から上へ、1/4〜1/3重ねて均一に
合うグリップに変えるだけで、握りやすさも安定感も別物になります。手首や肘に違和感がある方は、まずグリップを見直してみてください。「自分のサイズが分からない」という方は、LINEで相談してもらえれば一緒に確認します。
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References
ブログを読んでも「自分にはどれが合う?」と迷うことはよくあります。よしコーチが直接お答えします。