MLPとDUPR|ドラフト・チーム編成とレーティングキャップの仕組みをコーチが解説
DUPRは一般プレーヤーのためだけのものではありません。実は、プロのチーム戦の現場でも大事な役割を果たしています。その代表が、チーム対抗リーグ MLP です。
よしコーチです。テニス歴15年、2026年にピックルボールに出会いました。この記事では、MLP(Major League Pickleball)でDUPRがどう使われているのか、ドラフトやチーム編成の裏側を解説します。MLPって何?という方はMLPとPPAツアーとは?を先にどうぞ。
※リーグのルールや数値は改定が速い分野です。本記事は執筆時点の一般的な解説です。最新の正確なルールは各リーグの公式情報をご確認ください。
MLPはDUPRと縁が深い
そもそもMLPとDUPRは、同じSteve Kuhn氏が立ち上げたという共通のルーツを持ちます(DUPR誕生秘話)。だから、プロのチーム戦でDUPRが活用されるのは自然な流れでした。
MLPは、男女混合のチームで戦う団体戦リーグ。選手の実力を客観的に測る共通のものさしとして、DUPRが土台になっています。
ドラフトでの選手評価

チームスポーツでは、戦力が偏りすぎるとリーグがつまらなくなります。そこで使われるのが、選手のDUPRを基準にしたチーム編成です。
- 各選手の実力をDUPR(とくにダブルス)で評価
- ドラフトやチーム編成の判断材料にする
- 強い選手を集めすぎないよう、バランスを取る
「数字」という共通言語があるから、公平で納得感のあるチーム作りがしやすくなる、というわけです。
レーティングキャップの仕組み
とくにアマチュアやマイナーリーグ(Minor League Pickleball など)で重要なのが、レーティングキャップ(上限)です。これは、チームの戦力が偏らないようにする“しばり”。
- チーム合計レートの上限:チームメンバーのDUPRの合計が、決められた上限を超えないようにする
- 個人レートの上限:1人だけ突出した強さの選手で固めることを防ぐ
このキャップがあると、「強い選手を全部集める」ことができません。だからこそ、リーグ全体の試合が拮抗して面白くなるんだと思います。
そして、このキャップ制度はもうひとつ大事な役割を果たします——サンドバッグ(実力を低く見せる不正)の抑止です。キャップ内に収めるために実力を偽る動きを、DUPRの仕組みとVerifiedが防ぎます(DUPR Verifiedとサンドバッグ問題)。
💡 よしコーチのポイント キャップ制度は、プロ野球やバスケの「サラリーキャップ(年俸総額の上限)」のレーティング版だと考えると分かりやすいです。戦力均衡=リーグの面白さ。その土台にDUPRがある、というわけです。
プロでの活用が一般層にも波及
プロやリーグが「共通の基準」としてDUPRを使うことで、一般プレーヤーの世界にも浸透していきました。「トップが使っている信頼できる指標」という安心感が、世界標準化を後押ししたのだと思います。
プロが実際にどんな道具を使っているかはプロが使うパドルの傾向も面白いですよ。
まとめ
- MLPとDUPRは同じSteve Kuhn氏発でルーツが近い
- MLPは選手の実力をDUPRで評価し、ドラフト・チーム編成に活用
- チーム合計レート上限・個人レート上限で戦力均衡を保つ
- キャップ制度はサンドバッグ抑止にもつながる
- プロでの活用が、DUPRの世界標準化を後押しした
レーティングが、一般プレーヤーからプロのリーグ運営までを支えている——そう知ると、自分のDUPRもちょっと誇らしく感じませんか。世界の動向はMLPとPPAツアーとは?で一緒に追いかけましょう。気になることはLINEでも歓迎です。
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- DUPR誕生秘話 — MLPとの共通のルーツ
- DUPR Verifiedとサンドバッグ問題 — 不正対策
- DUPRとは? — シリーズのハブ
- プロが使うパドルの傾向 — トップの道具
References
ブログを読んでも「自分にはどれが合う?」と迷うことはよくあります。よしコーチが直接お答えします。