ピックルボールのパドルおすすめ12選【2026年版】専門店が用途別に選ぶ
ピックルボールのパドルでおすすめなのは、はじめての1本なら Engage Encore Pro か Six Zero Quartz、中級者の本命なら Six Zero Double Black Diamond です。コントロールを重視しつつ腕への負担も抑えたいなら Engage X2 のワイドボディ、パワーとスピンで押したいなら Six Zero Black Opal です。
よしコーチです。この記事では、ピックルボール・ラボ(Engage Pickleball 日本唯一正規代理店/Selkirk・Six Zero 正規代理店)で扱っている6ブランド・約40モデル(Engage・Selkirk・Six Zero・JOOLA・Franklin・STIGA)から、用途別に12本を選びました。自分の店の商品なので、いいことばかり並べないように、向かない人がはっきりしているモデルはそう書いています。
選ぶ前に、3つだけ決めておく
パドル選びの軸は細かく言えば5つありますが(詳しくはパドルの選び方 完全ガイド)、おすすめから選ぶなら、次の3つが決まっていれば十分です。
- 今のレベル:始めたばかりか、ラリーが続くようになってきたか、大会を目指しているか
- 打ち方の好み:ボールをコントロールしたいのか、パワーとスピンで押したいのか
- 腕への負担:肘や肩に不安があるか、長時間プレーするか
もう1つ、パドルの厚さ(コア厚)は、厚いほどコントロール寄り、薄いほどパワー寄りと覚えておくと、下の表が読みやすくなります。ただしコアの素材や作りでも性格は変わるので、16mmでもパワー型のモデルはあります(下の Boomstik がそうです)。14mmと16mmの違いはコア厚14mm vs 16mmで掘り下げています。
💡 よしコーチのポイント 迷ったら、厚さ16mm前後・重さ215〜230gくらい・USAP 認定のモデルから選べば大きく外しません。ここを基準にして、軽くしたいのか、パワーがほしいのかで少しずつずらしていくと、自分に合う1本が見つけやすくなります。
ピックルボールのおすすめパドル12本の比較表
価格は変わることがあるので、表では「入門/中位/上位」の価格帯で書いています。最新の価格は各商品ページで確認してください。
| モデル | 形状 | コア厚 | 重さの目安 | 認定 | 価格帯 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Engage Encore Pro | スタンダード | 16mm | ミドル | USAP | 入門 | はじめての1本 |
| Six Zero Quartz | スタンダード | 15mm | 約225g | USAP | 入門 | はじめての1本・カーボン面を試したい |
| Franklin NASH | 約40×19cm | 非公表 | 約204〜215g | USAP | 入門 | とにかく軽く・気軽に始めたい |
| Six Zero Coral Lightweight | ハイブリッド/ワイドボディ | 16mm | 約215〜227g | USAP | 中位 | 軽さと本格性能を両立したい |
| Six Zero Double Black Diamond | ハイブリッド | 14mm/16mm | ミドル | USAP | 中位 | 中級者の本命・オールラウンド |
| Selkirk OMNI | ワイドボディ/イーロンゲイティド | 16mm | 約224〜232g | USAP・UPA-A | 上位 | 攻守のバランスを取りたい |
| Engage X2 | イーロンゲイティド/ワイドボディ | 16mm | ミドル | USAP・UPA-A | 上位 | 腕への負担を抑えたい・コントロール重視はワイドボディ |
| JOOLA Hyperion CFS 16mm | イーロンゲイティド | 16mm | 約238g | USAP | 中位 | コントロール重視・打球の安定感がほしい |
| Six Zero Black Opal | ハイブリッド/イーロンゲイティド | 14mm | 約227〜235g | USAP(UPA-A はハイブリッドのみ) | 上位 | パワーとスピンで押したい中上級者 |
| Selkirk Boomstik | ワイドボディ/イーロンゲイティド | 16mm | 約227〜238g | USAP | 上位 | パワー最優先 |
| Engage Axiom | イーロンゲイティド/ワイドボディ | 14mm/16mm | ミドル | USAP | 中位 | パワーとスピンの両方がほしい |
| JOOLA Perseus 3S Dual | イーロンゲイティド | 14mm/16mm | 約221〜227g | USAP・UPA-A | 中位 | USAP と UPA-A の両方の基準を満たすモデルがほしい |
「USAP」は USA Pickleball の認定、「UPA-A」はプロツアー(PPA Tour・MLP)の認定です(2026年10月時点の各リストで確認)。Franklin NASH は、メーカーが形状名を出していないのでサイズで書いています。認定の違いはUSAP認定とUPA-A認定の違いにまとめています。

図は左から、ワイドボディ・スタンダード・ハイブリッド・イーロンゲイティド(エロンゲーテッドとも呼ばれる縦長の形)の順で、右へいくほど縦に長く、横幅は狭くなります。実物の差は1〜2cmほどですが、縦に長いほどリーチが伸び、横に広いほどスイートスポットが広くなります。形ごとの違いはパドルの形状ガイドにまとめました。
表を見ても決めきれないときは、LINE で相談もできます。気になるモデルを2〜3本に絞ってから送ってもらえると、違いを具体的にお伝えできます。
初心者におすすめのパドル(はじめての1本)
Engage Encore Pro(エンコア・プロ)
Engage が入門向けに位置づけているモデルです。コアはポリマーで厚さ16mm、形は横幅にゆとりのあるスタンダード(約16×7.75インチ=約40.6×19.7cm)です。厚めのコアが打球を受け止めてくれるので、力加減がまだつかめない時期でもボールが暴れにくくなります。面には、この価格帯ではめずらしく、ラミネートではない本物のカーボンファイバーを使っています。

Six Zero Quartz(クォーツ)15mm
面は生カーボン(T300)、コアはポリプロピレンのハニカムで15mm。形はクセのないスタンダードです。入門の価格帯で生カーボンのざらっとした面を試せるのが、このモデルのいちばんの持ち味です。6色あるので、見た目で選ぶ楽しさもあります。
Franklin NASH(ナッシュ)
体験会のあと、「自分のパドルを1本持っておきたい」と思った段階にぴったりの1本です。当店のパドルの中でもいちばん手に取りやすい価格帯で、重さは約204〜215g。上で書いた目安(16mm前後・215〜230g)よりも軽めです。コアはポリプロピレン、面は MaxGrit というファイバーグラスです。ただ、本格的にスピンをかけたい人には、物足りなくなるのが早いと思います。
軽さを重視するなら
Six Zero Coral Lightweight(コーラル ライトウェイト)
Six Zero の Coral を、同じ設計のまま軽くしたモデルです。重さは約215〜224g(ワイドボディは約218〜227g)で、厚さは16mm。面は Diamond Tough 加工の生カーボン、コアはフォームの ProPulsion コアを、Six Zero 独自の Tectonic 構造で支える作りです。長時間プレーする人や、重いパドルだと腕が疲れてくる人に向いています。
Six Zero Coral Lightweight を詳しく見る →
軽いパドルは振り抜きやすい反面、パワーは出にくくなるのが普通です。重さの考え方はパドル重量完全ガイドを参考にしてください。もっと軽く、気軽に持てる1本がよければ、上で紹介した Franklin NASH も候補です。
中級者の本命パドル

Six Zero Double Black Diamond(ダブルブラックダイアモンド)
ラリーが続くようになって、入門のパドルから1段上げたくなったときの本命です。形はハイブリッド、面は T700 の生カーボン、コアはハニカムのポリマーで、厚さは14mmと16mmから選べます。Six Zero は「あらゆるレベルのプレーヤーに理想的」としていて、パワー・スピン・コントロールのどれにも極端に振れていません。迷ったら16mmにしておけば、ディンクもドライブも無理なくこなせます。
Six Zero Double Black Diamond を詳しく見る →
Selkirk OMNI(オムニ)
攻めと守りのバランスを1本で取りたいなら、OMNI です。Selkirk が「オールコートパドルを再定義する」と打ち出しているモデルで、フォームのパドルならではのボールとつながる感覚に、コントロールを上乗せしたと説明しています。コアは PureFoam が主体の ReactCore、面は Multistrata T700 カーボン。表面の InfiniGrit 加工で、スピンのかかりが長持ちするのも売りです。形はワイドボディとイーロンゲイティドから選べます。
コントロールを重視したい人へ

Engage X2
コアは Engage が「クアッド・デンシティ・フォームコア」と呼ぶ100%フォームの構造で、外側のやわらかいフォームと中心の硬いフォームを組み合わせています。Engage は、この構造で打球の振動を抑えると説明しています。厚さは16mm、面は細い繊維で織ったマイクロウィーブ(Micro-Weave)カーボンです。形はイーロンゲイティドとワイドボディがあり、どちらの形も USAP と UPA-A のリストに載っています。
メーカー自身は X2 を「これまでで最もパワーとスピンが出るパドル」と位置づけていて、イーロンゲイティドは「パワーとバランス」、ワイドボディは「コントロールと精度」という分け方です。
僕がふだん使っているのもこの X2 です。選んだ理由は、フォームコアで腕にやさしいこと、16mmでコントロール寄りに使えること、プロも使っている安心感の3つです。テニス出身なので最初はイーロンゲイティドを使っていましたが、シングルスは速い打ち合いが多く、少し振り遅れることがありました。ワイドボディに替えたらそれがなくなって、今はワイドボディばかり使っています。メーカーはパワー型と位置づけていますが、僕がこの枠に入れたのは、はじめの2つの理由からです。コントロールを重視するなら、ワイドボディから見てください。ただし上位の価格帯なので、最初の1本にするかどうかは予算と相談して決めてください。
フォームコアの仕組みはフォームコアとは?で詳しく書いています。

JOOLA Hyperion CFS 16mm(ハイペリオン CFS)
ベン・ジョンズ選手と共同開発された、JOOLA のピックルボールパドルの原点にあたるモデルです。JOOLA 自身も「コントロールを重視するプレーヤー向け」と位置づけています。コアは16mmのハニカムで、周りを囲む Hyperfoam Edge Wall がスイートスポットを広げる役割。面はスピンを生む Carbon Friction Surface(カーボンフリクションサーフェス)です。形は、空気抵抗を抑えるカーブのついたイーロンゲイティドです。重さは約238g(JOOLA の平均値)と、この12本では重めなので、軽さを求める人には向きません。そのぶん、ネット際でボールを置きにいく場面で、面がぶれにくいのを重視する人に合います。
JOOLA Hyperion CFS 16mm を詳しく見る →
パワーとスピンで押したい人へ
Six Zero Black Opal(ブラックオパール)
Six Zero が「本気の競技者向け」とうたう1本です。コアは G4 Aerospace Solid Foam Core(G4 エアロスペース・ソリッドフォーム・コア)で厚さ14mm、面は Diamond Tough 加工の生カーボンです。強い反発と、狙ったところに運べるコントロールを両立させています。形はハイブリッド(当店の商品ページでは All Court Power)とイーロンゲイティドがあり、UPA-A のリストに載っているのはハイブリッドだけです。プロツアーの基準まで気にするなら、形状に注意してください。
Selkirk Boomstik(ブームスティック)
ドライブやスマッシュで押し込みたい人向けの、はっきりしたパワー型です。Selkirk の開発ライン「LABS」から出ているモデルで、面は3層の Multistrata T700 カーボン、コアは PureFoam と EVA の Power Ring を組み合わせた BoomCore(16mm)です。重さは約227〜238gと、今回の12本では重めの部類なので、軽さを求める人には向きません。

Engage Axiom(アクシオム)
Alpha Pro の後継モデルで、Engage の公表値では Alpha Pro よりパワーが約10%上がっています。面の Durable Grit 加工は、使い込んでもスピンがかかりやすい状態を保つためのものです。厚さ(14mm/16mm)と形(イーロンゲイティド/ワイドボディ)を組み合わせて選べるので、パワー寄りなら14mm、コントロールも残したいなら16mmと、同じモデルの中で好みに寄せられます。認定は USAP で、UPA-A は16mmのイーロンゲイティドが申請中です(2026年10月時点)。
大会に出る人へ(USAP と UPA-A の両方を満たすモデルも)
国内の大会なら、USAP 認定のパドルで足りることがほとんどです。ただし基準は大会ごとに決まっているので、必ず大会要項を確認してください。UPA-A の認定が必要になるのは PPA Tour・MLP などのプロツアーで、アマチュアのオープン大会では不要だと UPA-A 自身が説明しています。
JOOLA Perseus 3S Dual(ペルセウス 3S デュアル)
名前の「Dual」のとおり、USAP と UPA-A の両方の基準を満たすように作られたモデルで、14mm・16mm とも両方のリストに載っています(2026年10月時点)。出る大会の基準がどちらでも、パドルを持ち替えずに済みます。コアはポリマーハニカムのプロパルションコアで、厚さは14mmと16mm。形はイーロンゲイティドなので、リーチを生かしたい人に向いています。
JOOLA Perseus 3S Dual を詳しく見る →
ほかに、Engage X2(イーロンゲイティド・ワイドボディとも)、Six Zero Black Opal のハイブリッド、Selkirk OMNI(ワイドボディ・イーロンゲイティドとも)も、USAP と UPA-A の両方のリストに載っています。大会でのパドルの規定は、USAP 認定パドルとは?で解説しています。
テニス経験者はどれを選ぶ?

テニス経験者は、ラケットに近い感覚のイーロンゲイティドにすぐ馴染むと思います。ただ、パワーがある人ほど、ボールが飛びすぎて「キッチンに落とせない」という壁に当たります。だから最初の1本は16mmのスタンダードかハイブリッドにして、キッチン際のコントロールを先に身につけるのがおすすめです。上の12本なら、Engage Encore Pro か、Six Zero Double Black Diamond の16mmです。
リーチを生かしたくなったら、Selkirk OMNI・Engage Axiom・JOOLA Perseus 3S Dual のイーロンゲイティド(16mm)が次の候補です。テニスのラケット別の対応はテニスラケット→パドル対応表にまとめています。
正規品で買ったほうがいい理由
ネット通販では、ピックルボールのパドルの並行輸入品に加えて、偽物も出回っています。偽物は見た目では区別がつかないことが多く、並行輸入品は届いてから初期不良が分かっても、国内に問い合わせ先がないことがあります。
ピックルボール・ラボは、Engage Pickleball の日本唯一正規代理店、Selkirk・Six Zero の正規代理店です。JOOLA・Franklin もふくめ、お届けするのはすべて新品の正規品です。お買い上げのパドルに不備があった場合は、到着後14日以内にご連絡いただければ交換で対応します。Engage の正規代理店としての対応は、Engage Pickleball 日本唯一正規代理店についてにまとめています。
よくある質問
Q. ピックルボールの初心者は、最初にどのパドルを買えばいいですか?
厚さ16mm前後、重さ215〜230gくらいで、USA Pickleball(USAP)認定のモデルから選ぶと大きく外しません。ピックルボール・ラボの取扱いでは、Engage Encore Pro と Six Zero Quartz が入門の価格帯でこの条件に近く、はじめての1本に向いています。
Q. パドルのコア厚は14mmと16mmのどちらがいいですか?
コントロールを重視するなら16mm、パワーを重視するなら14mmが目安です。厚いコアはボールを受け止める時間が長く、ディンクやリセットが安定します。迷ったら16mmから始めると失敗が少ないです。
Q. 大会に出るときはどんなパドルを選べばいいですか?
日本国内の大会なら USA Pickleball(USAP)認定のパドルで足りることがほとんどですが、基準は大会ごとに決まっているので大会要項を確認してください。UPA-A の認定が必要になるのは PPA Tour・MLP などのプロツアーです。両方の基準を満たすモデルなら、JOOLA Perseus 3S Dual・Engage X2・Selkirk OMNI があります。
Q. テニス経験者に合うパドルはどれですか?
テニス経験者は縦に長いイーロンゲイティドに馴染みやすいですが、最初の1本は16mmのスタンダードかハイブリッドにして、キッチン際のコントロールを先に身につけるのがおすすめです。ピックルボール・ラボの取扱いなら、Engage Encore Pro か、Six Zero Double Black Diamond の16mmが候補です。慣れてリーチを生かしたくなったら、Selkirk OMNI・Engage Axiom・JOOLA Perseus 3S Dual のイーロンゲイティド(16mm)に移るとよいでしょう。
Q. 正規品と並行輸入品は何が違いますか?
正規品は国内に問い合わせ窓口があり、初期不良のときも国内で交換などの対応を受けられます。並行輸入品は、問い合わせ先が海外になることがあります。ピックルボール・ラボは Engage Pickleball の日本唯一正規代理店、Selkirk・Six Zero の正規代理店です。
まとめ
最後に、用途ごとの推しを並べておきます。
- はじめての1本:Engage Encore Pro/Six Zero Quartz(軽さ優先なら Franklin NASH)
- 軽さ重視:Six Zero Coral Lightweight
- 中級者の本命:Six Zero Double Black Diamond/Selkirk OMNI
- コントロール重視:Engage X2(ワイドボディ。腕への負担も抑えたい人に)/JOOLA Hyperion CFS 16mm
- パワーとスピン:Six Zero Black Opal/Selkirk Boomstik/Engage Axiom
- USAP と UPA-A の両方の基準を満たすモデルがほしい:JOOLA Perseus 3S Dual
どれにするか決めきれないときは、LINE で相談してください。「始めて3か月、ダブルスが中心、肘が少し気になる」くらいの一言で大丈夫です。今のレベルや打ち方を聞いたうえで、僕から合いそうな1本をお伝えします。
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References
- USA Pickleball — Approved Pickleball Paddle List(各モデルの認定状況)
- USA Pickleball — Compliance Status(認定の取り消し・調査中のパドル)
- UPA-A — Approved Paddles(プロツアーの承認パドル一覧)
- UPA-A — About Us(アマチュアのオープン大会では UPA-A 認定は不要)
- Selkirk Sport — Pickleball paddle performance guide: Power, control, or all-court(コア厚とパワー・コントロールの関係)
- Selkirk Sport — The ultimate guide to pickleball paddle shapes(形状とリーチ・スイートスポット)
- Engage Pickleball — About Us
ブログを読んでも「自分にはどれが合う?」と迷うことはよくあります。よしコーチが直接お答えします。