上達のコツ

スピードアップの基本|ディンク合戦から攻めに転じる瞬間をコーチが解説

よしコーチ
Pickleball Lab 代表
2026年6月23日
読了 約2分
1741字
スピードアップの基本|ディンク合戦から攻めに転じる瞬間をコーチが解説

「ディンクのラリーが延々続くけど、どこで攻めればいいの?」——ディンク戦に慣れてくると、次に出てくるのがこの疑問。攻めに転じる“スイッチ”の入れ方、それがスピードアップです。

よしコーチです。テニス歴15年、2026年にピックルボールに出会いました。ディンク(ディンク戦5つの基本)が守りとつなぎの技術なら、スピードアップは攻撃のきっかけを作る技術。この記事では、いつ・どこを・どう攻めるかを解説します。


スピードアップとは?

スピードアップは、ゆっくりしたディンクの応酬から、急にボールを速く・強く打って攻撃に転じる一打のこと。相手の意表を突いて、ラリーの主導権を奪います。

ポイントは「むやみに速く打たない」こと。タイミングと球を間違えると、逆にカウンターを食らいやすくなります。僕の感覚だと、攻めていい球かどうかの見極めがほとんどを占める印象です。

💡 よしコーチのポイント 初中級者の失点で多いのが「攻めなくていい球を攻めて自滅」というパターン。スピードアップは“いつでも撃てる必殺技”ではなく、“チャンスにだけ抜く刀”だと思ってください。見極めができてくると、ミスがぐっと減って勝率も上がってきますよ。


攻めていい球の見極め

ネットより高く浮いた球は攻め、低い球はディンクで継続、という見極めを示した図解

攻めの合図は、相手のディンクが「浮いた」ときです。

  • ネットより高い位置で打てる球 → 攻めるチャンス
  • 少しでも高く浮いた球 → スピードアップで仕掛けてOK
  • 低い球・ネット下から上げる球 → 攻めない。ディンクで継続

基準はシンプルで、「上から下に打てるか」。下から上に持ち上げる球を無理に速く打つと、ネットかアウトになりがちです。低い球はガマンしてディンクを続けるのがおすすめです。


どこを狙う?スピードアップのコース

攻めると決めたら、狙いどころはこの3つ。

  1. 相手のボディ(特に利き手側の肩・胸):体に近いと差し込まれて返しにくい。最も効果的
  2. 相手の足元:低い返球を強いて、次で決める
  3. 2人の真ん中(ダブルス):どちらが取るか迷わせる

いちばん有効だと感じるのはボディ攻め。空いたコースを狙うより、相手が反応しにくい体を突くほうが効きやすいです。


攻めた後の「カウンター対応」

スピードアップは、相手が返してくることも多いショット。攻めたら終わり、ではなく、返球に備えるのが上達のコツです。

  • 攻めた直後もパドルを体の前に構え直す
  • 返ってきた速い球は、無理せずリセットで受け流す(ボレーの基本
  • 「決めきれなくても仕切り直せばいい」と考える

一発で決めようと力むより、「攻め→返ってきたら受け流す→また攻める」のサイクルで主導権を保つほうが、結果的に安定すると思います。


やりがちなミス

ミス 直し方
低い球を無理に攻める ネットより高い球だけ攻める
全部のコースを空きへ打つ ボディ狙いを基本にする
攻めて満足して構えを解く 攻めた後すぐ構え直す
力みすぎてアウト 強さより“速さとコース”重視

まとめ

  • スピードアップはディンク合戦から攻めに転じる一打。見極めがいちばん大事
  • 攻めていいのはネットより高く浮いた球だけ。低い球はディンクで継続
  • 狙いどころはボディ>足元>真ん中。ボディ攻めがいちばん効きやすい
  • 攻めた後は構え直してリセットで対応。一発で決めなくて大丈夫

スピードアップを覚えると、ディンク戦が「守り」から「攻めの仕掛け合い」に変わります。守りのタッチはディンク戦5つの基本、ネット前全般はボレーの基本で土台を固めましょう。練習相手探しはLINEでもどうぞ。

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References

  1. USA Pickleball — Official Rulebook
Author
よしコーチ / Pickleball Lab 代表
元スキー世界大会出場選手・現役テニスコーチ。2026年LAでピックルボールと出会い、国内外100本以上のパドルを試打。Engage Pickleball唯一の日本正規代理店(2026年5月時点)。
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