【2026年6月・追補】見逃しPBニュース|連盟がJSPO承認・MLP後半戦・新パドル続々
先日、2026年6月のニュースを日本編と海外編に分けてまとめたのですが、書き終わってから「あ、あれも入れておけばよかった」というニュースがいくつも出てきました。
よしコーチです。というわけで今日は、先の2記事に載せきれなかった6月の"こぼれニュース"を、国内外まとめて追補します。今月は、国内は"制度"が、海外は"競技と製品"が動いた——そんな1か月でした。地味だけど大事な話から、ギアの新作まで、一気にいきますね。
【国内・最重要】日本連盟がJSPOに承認される
まず、日本のピックルボール界にとって大きな制度ニュースから。2026年6月24日、一般財団法人ピックルボール日本連盟が、日本スポーツ協会(JSPO)の承認団体として認められました。
これ、地味に聞こえるかもしれませんが、実はものすごく大事な一歩です。JSPOに承認されるということは、日本のスポーツ界の"正式な枠組み"の中にピックルボールが位置づけられる、ということ。全国大会の整備、ジュニア育成、日本代表の強化、そして将来の国際大会・オリンピックを見据えた土台づくりにつながります。2026年4月に国内2団体が統合して新体制「Pickleball Japan」が動き出した流れの、大きな成果ですね。
💡 よしコーチのポイント 先の日本編では「豊洲の新施設」や「大会」といった"目に見える盛り上がり"を紹介しました。今回のJSPO承認は、その裏で進む"制度づくり"の話。見出しには映えませんが、こういう土台が整うと、競技として一気に安定します。日本のピックルボールが「ブーム」から「文化」へ進む——その分岐点になるニュースだと思います。
【国内】企業リーグ始動・全国紙も特集
国内の広がりを感じるニュースが、ほかにも2つ。
ひとつは、三井不動産による企業対抗リーグ「&BIZ CUP」。約130社が参加予定という国内最大級の法人向けリーグで、6月には都内各所(日比谷・豊洲・六本木・赤坂など)で予選が本格的に動き出しました。東レが主要パートナーに入り、決勝は11月に日本橋で開催予定。オフィスワーカー・ビジネス層への普及ルートとして注目です。
もうひとつは、日本経済新聞が6月29日にピックルボールを特集したこと。全国区の経済紙が「人気沸騰」「国内2団体が統合」「7月にアジアツアー」と取り上げた——テレビに続いて大手メディアが動いている、という手応えを感じます。
【海外・競技】MLP後半戦|首位が二転三転
ここからは海外。6月のMLP(Major League Pickleball)は、なんと月に4大会というハードスケジュールでした。海外編ではセントルイスとオースティンの2戦を紹介しましたが、後半にもドラマが。
6月17〜21日のMLPセントピーターズバーグ(フロリダ)では、St. Louis Shock(セントルイス・ショック)が2大会連続で優勝。決勝でLA Mad Dropsを圧倒し、勢いそのままにリーグ首位へ浮上しました。地元セントルイスでの初優勝から連勝を重ねる、まさに絶好調です。
——ところが、その首位の座は翌週すぐに動きます。6月25〜28日のMLPニューヨークで、New Jersey 5s(ニュージャージー・ファイブス)が優勝。総ポイントでセントルイスをかわしてスタンディング首位に返り咲き、7月のミッドシーズン・トーナメントには第1シードで臨むことになりました。シーズン中盤にして、上位チームの顔ぶれがはっきりしてきました。

【海外・データと制度】数字と制度も動いた
競技の裏で、マクロな動きも。
6月4日、全米スポーツ用品工業協会(SFIA)が2026年版のピックルボール単独レポートを公表。 2025年に2,430万人がプレーしたと報告されました。2020年比で5倍超、女性比率も約43%まで上昇。市場が"一部の愛好家のもの"から"みんなのスポーツ"へ広がっているのが数字にも表れています(日本の状況は日本のピックルボール最新事情もどうぞ)。
そして6月27日には、APPのアジアツアーがアジアの統括団体から正式に公認されました。アジア地域のプロサーキットが公式の競技体系に組み込まれる動きで、日本を含むアジアのプロ興行の枠組み整備が進んでいます。7月には宇都宮でアジア予選も控えていて、アジアが熱くなってきました。
【海外・ギア】6月は新パドルが続々
最後に、ギア好きへのニュースを。海外編では「USAパドル認定の見直し(削除)」を扱いましたが、6月は逆に"新製品ラッシュ"の月でもありました。
- Selkirk Omni(6/2):人気モデル「Boomstik」の後継。オールコート型のフルフォーム構造。
- 11Six24 Power 2 Ultré(6/12):新形状に耐久グリット「HexGrit」を搭載した上位版。
- FLiK F3:手頃な価格帯で"革新"を狙う新モデル。
背景にあるのは、2026年最大のトレンド「フルフォームコア(Gen4)への移行」。パドルの中身が、いままた大きく進化しているタイミングなんです。各ブランドの実力や立ち位置は、主要ブランドまるわかり比較で整理しているので、あわせて読むと面白いですよ。
まとめ
- 国内:日本連盟がJSPO承認(6/24)=制度づくりの大きな一歩。企業リーグ「&BIZ CUP」始動、日経も特集
- 海外(競技):MLPは6月に4大会。セントルイスが連勝で一時首位、月末はニュージャージーが首位を奪還
- 海外(データ・制度):SFIAが2,430万人と報告(6/4)、APPアジアツアーが正式公認(6/27)
- 海外(ギア):Selkirk Omniほか新パドル続々。フルフォーム化が2026年最大のトレンド
制度が一段進み、道具が一段進化した——そんな6月でした。来月は宇都宮のアジア予選で日本勢がどう戦うか、そこを僕はいちばん楽しみにしています。また拾い集めてお届けしますね。
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- 【2026年5月】海外PBニュースまとめ — 前月号
- MLPとPPAツアーとは? — プロシーンの仕組み
- 主要ブランドまるわかり比較 — 7ブランドを一枚で整理
- 日本のピックルボール最新事情 — 国内の広がり
References
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